会社概要

“ひとを通して笑顔いっぱいの生活を。”

ナンクルナイサァーケアネットは2005年12月に法人を設立、2006年2月に事業を開始しました。経営理念の軸にある「利他の心」でご利用者様に良いサービスを提供したい！！と思ってくれる温かいスタッフ。そして、いつも私達を応援してくれる方々がいたから今まで歩んでこれました。

ナンクルナイサァーケアネットは「感謝の心」で行動する集団でありたいと心から思っています。
今まで普段何気なく使っている「ありがとう」の反対語なんて考えた事もありませんでしたが、そのことについて書いてある文章をみる機会がありました。「ありがとう」を漢字で書くと「有り難し（ありがたし）」になります。有る事が難しい。まれである。めったにない事にめぐりあう。すなわち、奇跡という事になるそうです。
その反対語は「当たり前」。
私自身、両親から生を受け、周りから沢山の愛情をもらい育ってきました。目が見える事、食事ができる事、友達と会える事、帰る家がある事・・・そして、仕事ができる事。
その様な事を「あたりまえ」と思い過ごしてきました。日々のすべての出来事は奇跡の連続で起こっていることに気づかされました。

私共は、主に訪問介護事業を行ってきましたが、もっと地域で必要とされる会社を目指したい。誇りをもてる会社にしたい。そんな思いで、2013年に西成区橘に重度障害に特化した生活介護“ナンクルナイサァーくくる“をオープンしました。2015年3月に2号店”ナンクルナイサァーひので“、2018年4月3号店”ナンクルナイサァーあちや“を大阪市西淀川区にオープンする事ができました。
医療的ケアが必要な方、行動障害を伴うケアは簡単な事ではありませんが、汗をかきながら仕事をしているスタッフはとても美しく輝いています。一緒に歩んでいけるスタッフと出会え、共に働き笑顔に繋がる仕事ができる事、沢山の人達に支えられ事業が継続できている事。本当に幸せです。感謝しかありません。

これからは介護業の枠に捉われることなく、自由な発想で革新的な事業に挑戦するつもりでおります。保険外サービスも取り入れ、自社の強みを最大限に活かしナンクルナイサァーケアネットから“しあわせの輪”を広げていきます。

感謝の気持ち、利他の心、自分たちの原点を忘れる事なく
“あこがれの会社”を目指しスタッフと共に進んでいきます。

有限会社ナンクルナイサァーケアネット
取締役社長

乾 亮二

ナンクルナイサァーとは

“ナンクルナイサァー”とは沖縄の方言です。
「適当にしておけばなんとかなる」の意味ではなく、「挫けず正しい道を信じて努力すれば、道は開ける」という意味があります。
実は、「まくとぅそーけーなんくるないさぁ」の定型句があるようです。

この社名は、ドキュメンタリー番組で「なんくるないさぁ」を合言葉にしている母娘の姿を目にしましたことがきっかけです。娘さんが深刻な病気を抱えながらも、どんなつらいことがあっても前を向いて歩いていこう「なんくるないさぁ」の精神でお母さんと二人三脚で病気に立ち向かう姿に感動しました。
娘さんに奇跡がおこり病気を克服したのです。
会社名を考えていた私はこれだ！「ナンクルナイサァー」を社名と決めました。
スタッフからは覚えにくいとあまり評価は良くありませんでしたが
今では、スタッフは私たちの励ましの言葉としてすっかり馴染んでいます。

遠い昔、OL時代に社員旅行で始めて訪れた沖縄。そして2010年6月、設立メンバーと沖縄に行きました。
目的は大阪府中小企業家同友会、障害者全国問題交流会の参加と「なんくるないさぁ」の語源を確かめるものでした。
地元のタクシーの運転手さんに聞くと「精いっぱい頑張っていたらなんとかなる！！」力強い言葉にまたまた感動しました。
時間の合間に、ひめゆりの塔、対馬丸記念館の見学をしました。私を含めメンバーは溢れる涙を止めることはできませんでした。
ひめゆりの塔の学生さんたちは何度「なんくるないさぁ」を言ったんだろう、、
社名にしたこのことばは私たちの宝ものです。

有限会社ナンクルナイサァ―ケアネット
代表取締役

乾 由香